シミに効果的な第3類医薬品に、ロスミンローヤルとシミトールがあります。
どちらもシミやそばかすを緩和してくれますが、せっかく飲むならより効果的な医薬品を選びたいですよね。
今回はロスミンローヤルとシミトールの口コミや評判、配合されている成分を比較検討してみました。
服用する目的を考えながら、納得のいくほうを選びましょう。
ロスミンローヤルとシミトールの比較
ロスミンローヤルとシミトールの口コミ・評判、成分、効果・効能を比べてみたので解説します。
ロスミンローヤルとシミトールの口コミ・評判
大手化粧品口コミサイトなどから、ロスミンローヤルとシミトールの口コミを集めました。それぞれ、飲んでみた方が感じたメリットとデメリットを見てきましょう。
メリット
ロスミンローヤル | シミトール |
くすみが取れて顔色が明るくなった | くすみが徐々に取れてきた |
シミが少しずつ薄くなっている | シミが薄くなってきた |
小ジワが目立たなくなってきた | |
肌のハリがアップした | |
肩こりや冷え性が緩和してきた |
デメリット
ロスミンローヤル | シミトール |
効果が分からなかった | とくに変化なし |
お腹の調子が悪くなった | 1カ月飲み続けても、シミに変化は見られない |
口コミを調査していると、ロスミンローヤルに関する口コミは多かったのですが、シミトールの口コミは圧倒的に数が少なかったです。
このことから、シミトールを愛飲している方が少ないということが伺えます。両方の口コミを見ていると、シミが薄くなったなど何らかの効果を感じているようです。
デメリットに関しては、どちらも効果が見られなかったという口コミがありました。
シミトールに関しては、1カ月も継続して飲んだのにまったく効果が見られないという口コミがあり、続けるかどうかも迷ってしまいますね。
ロスミンローヤルの「お腹の調子が悪くなった」というのは、体質によって合う・合わないというのがあるのかもしれません。
ロスミンローヤルとシミトールの成分
ロスミンローヤルとシミトールは、両方ともシミに効果的な医薬品ですが、成分に違いはあるのでしょうか。表にまとめたのでご紹介します。
ロスミンローヤルとシミトールの成分比較表
成分 | アスコルビン酸(ビタミンC) |
ロスミンローヤル(9粒/1日分) | 180mg |
シミトール(6粒/1日分) | 1,400mg |
シミトールは、アスコルビン酸(ビタミンC) の他にも、アスコルビン酸カルシウム (ビタミンCのカルシウム塩)が726mg配合されており、合計で約2,000mgものビタミンCが含有されています。
ビタミンCの量を比べてみると、シミトールのほうが約11倍も多く含まれていることが分かり、シミトールのほうがよさそうに感じます。しかし、ロスミンローヤルにはビタミンC以外にも配合されている成分があります。それを以下の表にまとめました。
成分表
成分 | 含有量(9粒/1日分) |
L-システイン | 160mg |
ローヤルゼリー | 50mg |
リボフラビン(ビタミンB2) | 10mg |
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) | 5mg |
DL-メチオニン | 100mg |
ビタミンE散(50%) | 50mg |
チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1) | 10mg |
ニコチン酸アミド | 30mg |
シアノコバラミン(ビタミンB12) | 5μg |
カルニチン塩化物 | 50mg |
安息香酸ナトリウムカフェイン | 100mg |
グリチルリチン酸一アンモニウム | 10mg |
トウキ末 | 100mg |
シャクヤク末 | 200mg |
ブクリョウ末 | 150mg |
ソウジュツ末 | 150mg |
タクシャ末 | 100mg |
センキュウ末 | 100mg |
ハンゲ末 | 100mg |
ニンジン末 | 100mg |
ロスミンローヤルには、9種類の生薬成分と22種類の有効成分が含まれています。
シミトールはビタミンCが多く含まれている医薬品なので、シミや肌荒れに特化した商品ですが、ロスミンローヤルは他の成分も配合することで、身体全体を健康に保つことを目的としています。
ロスミンローヤルとシミトールの効果・効能
続いて、ロスミンローヤルとシミトールの効果・効能をご紹介します。
ロスミンローヤルとシミトールの効果・効能表
効果 | ロスミンローヤル | シミトール |
シミ | ○ | ○ |
小ジワ | ○ | × |
そばかす | ○ | ○ |
ニキビ | ○ | ○ |
肌荒れ | ○ | ○ |
冷え性 | ○ | × |
体力低下の防止 | ○ | × |
のぼせや目まい | ○ | × |
肩こりや腰痛 | ○ | × |
日焼け | × | ○ |
かぶれや湿疹 | × | ○ |
歯茎からの出血や鼻血 | × | ○ |
上の表のとおり、シミやそばかす、肌荒れにはどちらも効果的です。
しかし、小ジワや冷え性、肩こりや腰痛などが気になる方は、ロスミンローヤルのほうがおすすめです。
シミトールはビタミンC含有量が多いため、肌の悩みを重点的に解決したい方に向いています。
ロスミンローヤルとシミトールの違いとは
ロスミンローヤルとシミトールの口コミや成分、効果を比較してきましたが、両方の違いについて検証していきます。
ロスミンローヤルにはシミ・小ジワ対策に
ロスミンローヤルには、ビタミンC以外にもビタミンB群やEなどのビタミン類、ローヤルゼリーやセンキュウなど9種類の生薬、L-システインなどのアミノ酸が配合されています。
そのため、シミだけではなく小ジワ対策もできます。生薬成分によって、ダメージを受けてしまった肌を修復させながら血行を改善し、若々しい肌へと導いてくれるのです。国内で唯一、小ジワに効く医薬品といわれています。
シミトールは美容や健康をサポート
シミトールは、シミやそばかすなどの肌荒れ、疲労回復など、美容と健康をサポートするのに特化した商品です。
主な成分はビタミンCなので、ロスミンローヤルのように様々な栄養素が入っているわけではありません。
身体の不調や血流改善よりも、色素沈着や日焼けを防いで、免疫力アップの効果が期待できます。ビタミンCは水溶性なので、一度に摂取してしまうと汗や尿として体外に排出されてしまいます。
食べ物からだけではなく、シミトールを飲んで効率的に摂るようにしましょう。
ロスミンローヤルは冷え性や肩こりなどの不調も改善
ロスミンローヤルには、9種類の生薬成分と22種類の有効成分がバランスよく配合されています。
シミやそばかすなど肌の悩みだけではなく、女性特有の身体の不調にも効果が期待できます。
ロスミンローヤルは、血行をよくすることで身体の隅々まで酸素と栄養がいきわたるようになり、新陳代謝をアップさせることを考えられて作られた医薬品です。
血行が促進され新陳代謝がアップすれば、冷え性や肩こり、腰痛などが緩和されます。
ロスミンローヤルとシミトールはどちらがいいのか
ここまで、ロスミンローヤルとシミトールの違いについて見てきました。
最後に、ロスミンローヤルとシミトールはどちらを買えばいいのか検証していきましょう。
どちらの商品も優れた機能を持っているので、どういう方におすすめできるのかという観点からご紹介します。
シミや小ジワにはロスミンローヤル
ロスミンローヤルはシミや小ジワに効果が期待できる医薬品です。
シミやそばかすなど色素沈着だけではなく、小ジワを改善したり肌のハリを取り戻したりしたいという方はロスミンローヤルを選びましょう。
日焼け止めや美白美容液だけでは、シミや小ジワが改善しなかったという方にもおすすめです。身体の内側からケアしながら、シミや小ジワを薄くしましょう。
美容・健康のためのサプリならシミトール
シミを薄くしたり、疲労回復などのためにビタミンCを積極的に摂りたい方はシミトールがおすすめです。
服用回数は1日2回でいいので、回数が少なく、続けやすいというメリットがあります。シミトールは医薬品なので、一般的に出回っているサプリメントとは違います。
一定の効果がなければ医薬品として認められないからです。今までビタミンCのサプリメントを飲んでいたけれど、イマイチ効果が分からなかったという方にぴったりです。
女性特有の不調にはロスミンローヤルがおすすめ
肌トラブルだけではなく、冷え性や肩こり、腰痛など、女性特有の不調を感じている方はロスミンローヤルを飲んでみてください。
配合されている有効成分と生薬の相乗効果で、血流が改善され、総合的に身体をケアすることができます。
のぼせや目まい、耳鳴りなどの不調がある方は、健康促進のために飲んでもいいですね。まずは1カ月試してみましょう。
シミや小ジワを改善したいならロスミンローヤル
今回は、シミに効果的な医薬品・ロスミンローヤルとシミトールの口コミや成分、効果・効能を比較してみました。
どちらもシミに効果的ですが、シミだけではなく小ジワや女性特有の不調を改善したい方にはロスミンローヤルがいいということが分かりました。
シミトールはビタミンCの含有量がロスミンローヤルの約11倍あるので、ビタミンCだけを摂りたい方に向いています。自分の悩みにあわせて、どちらがいいか選んでみてください。