シミやそばかすの対策に医薬品であるロスミンローヤルとトランシーノがあります。
トランシーノにはトランシーノⅡとトランシーノホワイトCの2種類があります。
ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCのうち、どれが自分に合うのだろう?それぞれどんな効果があるのだろう?と思う人もいるはず。
ここではロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCについて、配合成分、愛用者や購入者の口コミや評判から比較しました。
Contents
ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCの比較
まずは、ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCの成分、効果や効能を比較します。
さらに、大手口コミサイトで調べた実際に使ってみた人たちの口コミからみえる効果に触れていきます。
ロスミンローヤルとトランシーノの効果の比較
ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCの効果の比較を下の表にまとめました。
効果 | ロスミンローヤル | トランシーノホワイトC | トランシーノⅡ |
シミ | ○ | ○ | × |
そばかす | ○ | ○ | × |
ニキビ | ○ | × | × |
肌荒れ | ○ | × | × |
シワ・小ジワ | ○ | × | × |
日焼け | × | ○ | × |
かぶれ | × | ○ | × |
肝斑 | × | × | ○ |
歯茎や鼻の出血 | × | ○ | × |
ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCの3種類の中で、トランシーノⅡだけがシミの中でも肝斑にだけ効果がある医薬品です。
そのため、一般的なシミやそばかすに効果が期待できるものは、ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCの2種類だとわかりました。
ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCの口コミの比較
ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCを実際に使っている人たちの口コミを比較しました。
ロスミンローヤル | トランシーノホワイトC | |
メリット | 飲み始めて2週間程度で何らかの改善が実感できた | 吹き出物が消えた |
小ジワが目立たなくなった | 肌荒れが緩和した | |
顔全体が明るくなった | くすみが消え、美白効果を実感した | |
肌にハリがでてきた | 日焼け対策には効果を実感した | |
冷え性や肩こりが改善した | 疲労感やだるさが減った | |
デメリット | 変化なし | シミやそばかすには効果が実感できない |
太った | ||
便秘になった |
大手コスメ口コミサイトに寄せられた口コミを調べました。
ロスミンローヤルはターンオーバーと呼ばれる肌の生まれ変わり前から、肌のくすみや小ジワの改善を実感できたといった何らかの改善を実感している人が多かったです。
そして、ロスミンローヤルのある期間の服用で、シミやそばかすが消えた人も多かったです。
一方、トランシーノホワイトCの口コミは、吹き出物やニキビが消えても、美白効果を実感できても、シミやそばかすが消えないという口コミが目立ちました。
ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCの成分と効能比較
トランシーノⅡは肝斑にだけ効果があるので、一般的なシミやそばかすに効果的なロスミンローヤル、トランシーノホワイトCの共通成分と効能を比較しました。
成分 | ロスミンローヤル成分量 | トランシーノホワイトC成分量 | 効能 |
L-システイン | 160mg | 240mg | 肌の新陳代謝のサポート |
アスコルビン酸(ビタミンC) | 180mg | 1000mg | メラニン色素の生成や色素沈着の改善 |
リボフラビン(ビタミンB2) | 10mg | 6mg | 美肌 |
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) | 5mg | 12mg | ニキビ、皮膚炎、貧血の改善 |
ビタミンE | 100mg | 50mg | 美肌、代謝促進 |
ロスミンローヤル、トランシーノホワイトCに含まれている、全く同じ成分は、L-システイン・アスコルビン酸(ビタミンC)・リボフラビン(ビタミンB2)・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)の4種類、残りのビタミンEは、ロスミンローヤルにはビタミンE散(50%)、トランシーノホワイトCにはコハク酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE)という成分で配合されています。
トランシーノホワイトCに含まれているアスコルビン酸(ビタミンC)の成分量が非常に多いのが特徴です。
このアスコルビン酸(ビタミンC)はメラニン色素の生成や色素沈着の改善に効果があります。
そのため、トランシーノホワイトCはシミやそばかすにピンポイントに効果があるというよりも、顔全体のくすみをとったり、美白効果に優れていることがわかります。
次に、ロスミンローヤルだけに含まれている成分と効能を表にまとめました。
成分(9粒中) 分量(9粒中) 効能
成分 | 成分量 | 効能 |
ローヤルゼリー | 50mg | 美肌、アンチエイジング、更年期障害 |
DL-メチオニン | 100mg | 美肌、代謝促進 |
チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1) | 10mg | 疲労回復、代謝促進 |
リボフラビン(ビタミンB2) | 10mg | 美肌 |
ニコチン酸アミド | 30mg | メラニン色素抑制、シミ予防 |
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) | 5mg | ニキビ、皮膚炎、貧血の改善 |
シアノコバラミン(ビタミンB12) | μg | 貧血予防改善 |
カルニチン塩化物 | 50mg | 胃腸機能の改善 |
安息香酸ナトリウムカフェイン | 100mg | 眠気、倦怠感の改善 |
グリチルリチン酸一アンモニウム | 10mg | 皮膚炎の改善 |
トウキ末 | 100mg | 血行改善 |
シャクヤク末 | 200mg | 消炎鎮痛 |
ブクリョウ末 | 150mg | 利尿作用、滋養、血糖降下 |
ソウジュツ末 | 150mg | 利尿、発汗、健胃整腸 |
タクシャ末 | 100mg | 利水、止渇 |
センキュウ末 | 100mg | 貧血、産前産後の改善 |
ハンゲ末 | 100mg | 女性特有の不調緩和 |
ニンジン末 | 100mg | 健胃整腸 |
ロスミンローヤルにだけ含まれている成分の数は全部で18種類なので、トランシーノホワイトCと比べても圧倒的に多いです。
そのうち9種類が生薬由来の漢方です。
これを見るだけでもロスミンローヤルの方が様々なシミへの大きな効果を発揮しそうです。
ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCの相違点
ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCは成分や効能比較からもわかったように、ロスミンローヤルの配合成分の種類は22種類、トランシーノホワイトCの配合成分は5種類で、それぞれ共通する成分の配合量にも大きな相違がありました。
またトランシーノⅡは肝斑だけに効果があるので、ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCとは目的が異なります。
ロスミンローヤルは唯一小ジワに効果がある
ロスミンローヤルは国内唯一、小ジワを消す効果が認められた医薬品です。
この小ジワへの効果はロスミンローヤルに含まれている生薬によるものです。
トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCには小ジワに効果的な生薬が含まれていませんし、初めから小ジワを消すという効能もないので、小ジワへの効果は期待できません。
愛用者の多くは、ターンオーバーと呼ばれる1カ月かかる肌の再生のタイミング前から小ジワが薄くなった、目立たなくなったと徐々に効果を実感しています。
そして、ロスミンローヤルをある程度の服用した後には小ジワが消えた人も多いです。
トランシーノⅡは肝斑に効果的な第1類医薬品である
ロスミンローヤル、トランシーノホワイトC、トランシーノⅡの中では、トランシーノⅡだけが肝斑に効果的な医薬品であることが認められています。
また、ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCは極めてリスクの少ない第3類医薬品であるので通信販売で購入可能です。
一方、トランシーノⅡは副作用などのリスクが高い第1類医薬品なので、薬剤師から説明を受ける必要性があります。
副作用のリスクが高いので、肝斑かシミなのか区別がつかない場合は安易に手を出さない方が無難です。
トランシーノホワイトCは日焼けやかぶれに効果がある
ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCの成分比較からもわかるように、トランシーノホワイトCにはロスミンローヤルよりも、L-システインとアスコルビン酸(ビタミンC)の成分量が多かったです。
特に、アスコルビン酸(ビタミンC)の際だった含有量が目立ちました。
L-システインとアスコルビン酸(ビタミンC)は同時に作用し合うことでシミの原因物質であるメラミンの過剰生成を防いで、さらに無色化して排出を促します。
トランシーノホワイトCの成分量や効能からもわかるように、トランシーノホワイトCには日焼けやかぶれに対する効果があります。
ロスミンローヤル、トランシーノⅡ、トランシーノホワイトCのどれがいいの?
肝斑の対策であれば、トランシーノⅡでなければなりません。また、シミやそばかす以外の不調がなく、シミやそばかすだけの改善ならトランシーノホワイトCでも良さそうです。
しかし、身体の不調を含めてトータル的な改善を望むのであれば、ロスミンローヤルがおすすめです。
肝斑だけを改善したいならトランシーノⅡがおすすめ?
トランシーノⅡの主成分は本来止血剤であるトラネキサム酸です。
トランシーノⅡが第1類医薬品に分類されていることからしても、試しに飲んでみようと安易に手を出すのは危険です。
体質によっては副作用の危険もあります。もし、服用する場合は単なるシミではなく肝斑であることがわかってから慎重に服用するようにしましょう。
シミやそばかすの改善をしたいならトランシーノホワイトCがおすすめ?
ロスミンローヤルとトランシーノホワイトCに含まれているL-システインとアスコルビン酸(ビタミンC)の量はトランシーノホワイトCの方が非常に多かったので、シミやそばかすの改善にも期待できそうです。
しかし、トランシーノホワイトCを使用した人たちの口コミには、シミやそばかすが消えることはなく、効果が実感できないという評価が一様に揃っていました。
どうやら、シミやそばかすの改善にはロスミンローヤルに軍配があがりそうです。
肌トラブルにつながる不調の緩和もしたいならロスミンローヤルがおすすめ?
一般的に、多くの人は、シミ、そばかす、小ジワ、肌荒れ、それぞれの症状だけにあった医薬品を選びがちです。
しかし、肌トラブルの多くは、冷え性や血行不良を代表とする女性特有の不調が絡んでいるケースが多いのです。
医薬品を使ってなるべく早い効果を期待するのなら、唯一生薬由来の漢方が配合されているロスミンローヤルがおすすめです。
実際、漢方は比較的女性の不調の緩和に効果があることがわかっています。
購入するならトータルケアに効果的なロスミンローヤルがおすすめ!
トランシーノⅡは肝斑にだけ効果があり、トランシーノホワイトCはシミ、そばかすを消す効果は期待できなくても美白効果が高いことがわかりました。
シミやそばかす、小じわを消し、同時に女性特有の不調の緩和にも効果があるロスミンローヤルの右にでるものはありません。ロスミンローヤルは女性の強い味方です。